LIBRARY · 資料室
調べて、腹落ちさせて、
ここに残していく。
投資の判断のために、自分で調べて
腹落ちさせたものを置く場所です。
投資エッセンスと銘柄研究を、少しずつ。
銘柄研究
一社ずつ、3分で腹落ちするまで。
気になった日本企業を、事業・濠・業績の見方・リスクまで図解つきで読み解いた研究ノート。個別の売買を勧めるものではなく、「どう企業を読むか」という思考プロセスの共有です。
IMV
77602026年6月5日IMVは、製品の耐久性・信頼性を測る「振動試験システム」で国内シェア上位を占める精密機器メーカー。自動車・電子部品・宇宙航空など「壊れては困るモノづくり」の裏側を支える試験装置をつくり、さらに自社のテストラボで試験受託まで手がける。2025年9月期は売上179.4億円(前期比+17.0%)・営業利益23.2億円(同+25.3%)と過去最高を更新。設備投資と品質要求の高まりが追い風になる一方、受注変動の大きさという宿命も抱える、地味だが構造的に強い会社だ。
精密機器振動試験設備投資関連読む →村田製作所
69812026年6月5日村田製作所は積層セラミックコンデンサ(MLCC)で世界首位(各種報道で世界シェア約40%)の電子部品メーカー。2026年3月期は売上収益1兆8,309億円(前期比+5.0%)・営業利益2,818億円(同+0.8%)と過去最高水準の売上を更新した。AIサーバー向けの高機能コンデンサが伸びる一方、利益の大半は高収益のコンポーネントが稼ぎ、デバイス・モジュールは黒字ながら薄利という二面構造が、いまの村田を読み解く鍵になっている。
電子部品MLCCAIサーバー関連読む →TDK
67622026年6月7日TDKは、スマートフォン向けの小型リチウムイオン電池で世界の上位に立つ電子部品の総合メーカー。受動部品・センサ・磁気・エナジー(電池)の4事業を持つが、2026年3月期は売上の54.7%(1兆3,703億円)を電池中心のエナジー応用が占め、4事業のセグメント利益の約76%もこの事業が稼ぐ「電池に寄った」収益構造になっている。同期は売上高2兆5,048億円(前期比+13.6%)・営業利益2,724億円(同+21.5%)と過去最高を更新。さらに会社は、AIデータセンター関連向けの受動部品売上を今後「約10倍」に伸ばす方針を掲げ、電池に次ぐ第2の柱の育成を進めている。
電子部品二次電池AIデータセンター関連読む →ミネベアミツミ
64792026年6月7日ミネベアミツミは、機械を滑らかに回す「ボールベアリング」を軸に、モーター・センサー・半導体・車載部品まで8つの精密部品事業(同社いわく『8本槍』)を束ねる総合部品メーカー。外径22mm以下のミニチュアベアリングは世界シェア60%超とされる(同社開示)。2026年3月期は売上収益1兆6,643億円(前期比+9.3%)・営業利益1,039億円(同+10.1%)と過去最高で、営業利益は初めて1,000億円を超えた。売上17%のベアリング事業がセグメント利益の約47%を稼ぐ「利益の非対称構造」と、顧客・地域・製品の分散で『不況でも赤字を出さない』ことを志向する設計思想が特徴の、機械の『回る・動く』を支える裏方の製造業だ。
精密機器ベアリングAI・データセンター関連読む →デクセリアルズ
49802026年6月11日デクセリアルズは、ディスプレイの接合材「異方性導電膜(ACF)」で世界シェア92.8%(富士キメラ総研調べ・2024年金額シェア)を持つ機能性材料メーカー。旧ソニーケミカルが源流で、反射防止フィルム・光学樹脂などニッチ部材の高シェアと事業利益率34.6%という高収益が特徴だ。2026年3月期は売上高1,138億円(前期比+3.1%)・事業利益393億円(同+3.4%)。2026年5月にはAIデータセンター向け光半導体の需要拡大を受けて中期経営計画を上方修正し、FY28の事業利益目標を500億円から630億円へ引き上げた。ディスプレイで稼ぎ、AIの「光」に第二の柱を建てに行く局面の会社だ。
化学電子部品材料AI・データセンター関連読む →湖北工業
65242026年6月14日湖北工業は、滋賀県長浜市に本社を置く電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサ用の「リード端子」と、海底ケーブルなど光通信用の「光部品・デバイス」という、2つの世界トップシェア品を持つグローバルニッチトップ企業だ(同社開示/経産省はニッチトップ企業に選定)。2025年12月期は売上高174.5億円(前期比+9.6%)・営業利益46.2億円(同+17.4%)と過去最高水準。売上はほぼ半々の2事業だが、営業利益の約8割を高採算の光部品・デバイスが稼ぐ「利益の非対称構造」が特徴で、生成AI・データセンターを背景にした光通信需要が追い風になる一方、海外売上比率の高さゆえに為替で下の利益が大きく振れる会社でもある。
電子部品AI・データセンター関連海底ケーブル読む →Synspective
290A2026年6月16日Synspectiveは、夜間や悪天候でも地表を観測できる小型SAR衛星「StriX」を自社で開発・運用し、その観測データと分析ソリューションを政府機関や企業に提供する宇宙ベンチャー(2024年12月 東証グロース上場)。2025年12月期は売上高23.76億円(前期比+2.6%)にとどまり営業損失41.37億円を計上した一方、政府からの補助金収入37.64億円を含む「総収入」は61.40億円(同+144.8%)まで伸び、補助金が営業外で効いて経常損失は10.74億円・純損失は3.71億円まで縮小した。会社は2026年12月期に総収入160.52億円(+161.4%)・経常利益30.10億円への転換(営業損益は赤字継続見込み)を計画する。衛星量産と政府支援を追い風に総収入が急拡大する成長フェーズにある一方、本業(営業損益)は先行投資で赤字が続き、損益が補助金に大きく依存する構造を持つ会社だ。
宇宙SAR衛星防衛・経済安全保障関連読む →tripla
51362026年6月16日triplaは、ホテルや旅館などの宿泊施設に特化したSaaSを提供する企業(2015年設立・2022年11月 東証グロース上場)。AIチャットボット「tripla Bot」、自社サイト予約エンジン「tripla Book」、宿泊特化のCRM/MA「tripla Connect」、決済の「tripla Pay」などを揃え、宿が楽天トラベルやじゃらんといったOTA(旅行予約サイト)に頼らず「自社サイトで直接予約を取る」のを後押しするのが軸だ。2025年10月期(連結)は営業収益25.73億円(前期比+37.8%)・営業利益5.19億円(同+93.6%)と増収増益で、経常利益5.83億円・当期純利益5.0億円はいずれも前期比で約2倍となった。主力の「tripla Book」が売上16億円(同+34.6%)まで伸び、導入施設数は全サービス合計で9,992施設まで拡大。足元も増収増益が続き、2026年10月期上期(第2四半期累計・2026-06-15開示)は営業収益16.62億円(前年同期比+35.1%)・営業利益4.67億円(同+95.6%)。会社は同日に通期予想を上方修正し、営業収益35.01億円(+36.1%)・営業利益8.22億円(+58.4%)・当期純利益6.01億円(+20.0%)を見込む。
宿泊・ホテルテックSaaS予約エンジン読む →ダイヘン
66222026年6月18日ダイヘンは変圧器・受変電からロボット、溶接機、半導体製造装置向け電源までを手がける1919年創業の総合電機メーカー。2026年3月期は売上高2,377億円(前期比+5.0%)、営業利益188億円(同+16.1%)と増収増益。電力インフラ更新・再エネ・工場自動化・半導体投資という複数の需要に同時に関わる事業構成が特徴で、利益の約6割を電力機器のエネルギーマネジメント事業が稼ぐ。
電気機器電力インフラ関連半導体製造装置関連読む →イノテック
98802026年6月19日イノテックは、半導体の『検査装置』『設計ソフト』『組込みシステム』を手がける東証プライム企業。2026年3月期は売上467.4億円(前期比+11.3%)、営業利益31.1億円(同+64.7%)と大幅増益となった。性格の異なる3事業がほぼ同規模で並ぶポートフォリオ型が特徴。
半導体検査装置EDA読む →カバー
52532026年6月20日カバーはVTuberプロダクション「ホロライブ」を運営するIP企業。2026年3月期の売上高は493億円(前期比+13.7%)。配信は売上の約2割で、収益の中心はグッズ販売へ移っている。
IP・エンタメVTuber推し活経済読む →オカムラ食品工業
29382026年6月21日オカムラ食品工業は、生食用サーモンの養殖から加工・海外卸売までを自社で手がける青森発の水産メーカー。2025年6月期は連結売上約353億円(前期比+8.2%)、営業利益約30.2億円(同+18.6%)で増収増益。海外卸売が売上で最大、養殖が利益率で最も高いという事業構造を持つ。
水産・食料品サーモン養殖海外日本食需要読む →株式会社不二越(NACHI)
64742026年6月22日不二越は、工具・工作機械・産業用ロボット・ベアリング・油圧機器・特殊鋼までを手がける総合機械メーカー。2025年11月期は売上高2,359億円(前期比-1.7%)ながら、構造改革で営業利益は97.7億円(同+47.3%)へ回復した。
機械総合機械メーカーベアリング読む →レゾナック・ホールディングス
40042026年6月29日レゾナックは、半導体の「後工程(パッケージング)」に使う材料で世界をリードする総合化学メーカー。2023年に昭和電工と昭和電工マテリアルズ(旧・日立化成)が統合して生まれた。FY2025(2025年12月期)の売上収益は約1兆3,471億円(前期比 約-3.2%)、コア営業利益は約1,091億円(前期比 約+170億円)。注目すべきは利益構造で、全社コア営業利益のほぼ全てを半導体・電子材料セグメント(コア営業利益 約1,084億円・過去最高)が稼ぐ。生成AI向けの先端材料が伸びる一方、化学(石化)事業の市況低迷や半導体サイクルという宿命も抱える、利益の偏りが大きい会社だ。
半導体材料化学AI関連読む →
投資エッセンス
むずかしいを、読めるところまで。
投資の判断に本当に必要な知識だけを、資格のための分厚さを抜きにしてまとめたテキストです。
金利と相場のしくみ
高校生でも分かる、金利と債券と株価
「なぜ利上げで株が下がる」と言われるのか。金利を“お金のレンタル料”という入口からほどき、債券との逆向き(シーソー)、株価が「将来の利益÷金利」で決まる仕組み、相場が回る4つのサイクル、そして日本人投資家が日米の金利をどう一緒に見るかまで、図解7点で直感的に掴めるようにまとめた。
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- 図解7点
- 学習用・投資助言ではありません
ブラウザで読む更新 2026年6月指数・ETF
日経エンタメ・コンテンツ株指数を10分でまとめました
2026年5月に算出が始まった新指数と、6月9日に上場したばかりの連動ETF(586A)。仕組み・構成20銘柄の分解・国策の背景・パフォーマンス・リスクを、日経の算出要領(一次情報)と公式日次データまで遡って10分で掴めるように整理した。中身を開くと「ほぼゲーム指数」という発見も。
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- 一次情報ベース
- 学習用・投資助言ではありません
ブラウザで読む更新 2026年6月決算書の読み方
投資家のための簿記エッセンス
「資格は要らない。決算書が読めればいい」。簿記2級の範囲から、投資判断に本当に必要な部分だけを抜き出した30分の入門。財務三表の読み方、誤読しやすい勘定科目、投資指標まで、実在5社の比較つきで掴めるようにまとめた。
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- 学習用・投資助言ではありません
資料は少しずつ増やしていきます。更新の告知は X(@stockwarrior_ts) で。