AN INVESTOR'S TRUE STORY
暴落の日こそ、内省を。
私は、株式会社IMVで650万円の含み損を抱え、キオクシアでは740万円を失った。 知識がなかったからではない。分かっていたルールを、熱狂の中で忘れたからだ。
株価が崩れる画面を前に、私はただ呆然としてしまった。 「まだ戻る」と「今すぐ逃げろ」が頭をよぎるのに、どちらも選べない。 考えているのではなく、現実を受け止められず、画面を見つめるだけだった。
期待が膨らむ
画面の前で固まる
損切りを先延ばす
損失が広がる
2026年5月|株式会社IMV
「良い決算なら上がる」という夢に、大きく賭けた。
決算前、私は株式会社IMVへ資金を集中させた。集中投資の危険は知っていた。 それでも、決算後に大きく上がる未来を思い描き、リスクより期待を見た。
決算後、株価は3営業日続落し、含み損は650万円に達した。 少しは戻るだろうと思い、損切りできずにいたら、株価はさらに下がっていった。
あとから見えたこと
- ストップ安後に少しは戻るだろうと考え、損切りを先延ばしにした結果、株価はさらに下がっていった。
- 高いPER、為替前提、提携材料を十分に疑わず、割安性の検証が浅かった。
「第一のルールは損をしないこと。第二のルールは、第一のルールを忘れないこと。」
— ウォーレン・バフェットの言葉として知られる投資原則
2026年6〜7月|キオクシア
一度目の反省は、次の熱狂の前で消えた。
日本市場の売買代金で上位になり、利益が膨らんでいくキオクシアを見て、私は買いに向かった。 人気がある。業績も伸びている。その二つだけで、「まだ上がる理由」としては十分だと思ってしまった。
しかし株価は大きく崩れた。私は下落局面で段階的に売却し、損失は740万円になった。 当時、私が確認した信用倍率は約36倍。需給の危うさを軽く見ただけでなく、 損失が広がっても、損切りできなかった。
気づいたこと
一度反省しただけでは、人は変わらない。反省を次の判断の前に取り出せる形で残さなければ、 同じ場面で同じ自分に戻ってしまう。
FROM REGRET TO PROCESS
失敗を、ただの失敗で終わらせない。
それから私は、損失を「忘れたい失敗」ではなく「次に生かすべき失敗」として残すことにした。 買う前、苦しくなった時、売った後。その時の感情まで、短くても記録する。
- 買う前「なぜ欲しくなった?」と自分に聞く
会社のことをよく知らないまま、上がっている勢いだけで買おうとしていないか。
- 苦しくなった時「少し戻ったら」を疑う
損切りすると決めたのに、「少し戻ったら売ろう」と先延ばししていないか。
- 売った後失敗に名前をつけて残す
天井で買った、また損切りできなかった。自分を責めるのではなく、繰り返す癖として記録する。
現在は、価値(業績)・人気(PER)・需給(信用倍率)を必ず確認し、 8%の損切りルールを判断基準の一つにしている。これは利益を保証する魔法ではない。 一度の判断で致命傷を負わず、次も市場に残るための仕組みだ。
BEFORE YOUR NEXT TRADE
同じ失敗を、繰り返していませんか。
会社をよく知らないのに買っていないか。上がる空気に焦って、天井で買っていないか。 損切りすると決めたのに、「また戻る」と先延ばしにしていないか。
考えていることを一行残すだけでも、衝動と判断の間に小さな間が生まれる。 内省帖は、その一行を未来の自分へ残すための場所です。
暴落は選べない。残す言葉は選べる。
今日の判断を、次の自分の味方にする。
利益を約束するアプリではありません。判断を記録し、失敗から学び続ける内省帖です。
内省帖を無料で始める本ページは投資助言を目的としたものではありません。
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